アラサー女の二死満塁ブログ

ピンチでもありチャンスでもある

不妊治療 風疹ワクチンで休戦編

風疹。妊娠した状態で風疹に罹患すると、胎児に重篤な障害が出てしまう。なのに、妊娠中にワクチンは打てない。

抗体値が低い場合、子どもを望むなら妊活前にワクチンを打つ必要がある。

(詳しくはググってくださいませ)

風疹ワクチンを打ったあとは、妊活は2ヶ月休まねばならない。


2ヶ月…だと…


こんなに!!残弾数が少ないってのに!!

貴重な2ヶ月!!卵子2個を犠牲にしろと!!


まさに出鼻を挫かれた状態だった。

仕方ないこととわかりつつも、落ち込んだ。

自分の体がとことん妊娠向きでないと言われた気がして、内臓がズドンと重く感じた。


夫に連絡した。

「かくかくしかじかで、2ヶ月お休みになりました、ごめんなさい」


夫からの返信

「では2ヶ月間キャンプざんまい、その後妊活祭りだな」


楽しい感じにしてくれてる。

私は私を責めたが、夫は私を責めなかった。

(まあ責めたところで風疹の抗体が増えるわけではないが)


さらに夫、

「その間に僕の検査もしておくね」


おいおい、模範かよ。

主体性がありまくりかよ。


事あるごとに夫の優しさと、目的達成への邁進っぷりに救われている。

 

 

さて、風疹ワクチンの接種だ。

不妊治療クリニックで打ってくれるので後日来院。

コロナワクチンのブログでも書いたが、私は注射がとても苦手だ。

やや半泣きになりながら処置室へ向かった。

目の前にふたりも看護師がスタンバイしている。こわい。


緊張するとヘラヘラしてしまう私は、看護師(おばちゃんとお兄さん)に向かって

「注射こわいけど頑張りますう〜」と愛想を振りまいた。


すると、ふたりはスーパー応援モードにシフトしたのか

 


「頑張れー!ちょっとチクッとしますよー!大丈夫よー!がんばれー!はい終わったがんばったねー!!」

 


と、盛大に励まされながら注射は終了。

 

処置室が小児科になった瞬間を垣間見た。

 


これが2020年3月のころ。

お休みの2ヶ月間はちょうど初めての緊急事態宣言が重なり、結局キャンプもそこそこしかいけなかった。くやしい。